2024.2.20(火)第10回つるラボゼミを開催しました
子どもや探究について対話を通して考える大人の学び場、つるラボゼミ
2月20日に第10回が行われました。
第10回は『教える・学ぶ「教育」への挑戦③』
ファシリテーターは山梨大学の秋山麻実先生でした。
今回は、「主体的・対話的で深い学び」について考えてみました。
この言葉を聞いて、「なるほどそういうことね」とすぐに理解して実践できる人が果たしてどれだけいるのでしょうか?
だからこそ考えがいがあり、解釈の余地もあるのかもしれません。
例えば「主体的」については、
「子どもが主体性を発揮できるような大人の関わりとは?」
「学びの中の主体性とはどういうものなのか?」
「大人が関わってしまった時点で、子どもの主体性はなくなるのか?」
「主体性ばかりでは暮らしていけないのでは。」
「いったいどこからどこまでが主体性なのか、自分自身でもわからない。」
などなど、対話が深まっていったところで、歴史的に「主体」がどのように捉えられてきたのかを秋山先生から紹介してもらいました。
具体例として、靴下を脱ぎ捨てる子どもがいた場合に、どのような関わりをすること(もしくはしないこと)が、主体性を育むことにつながるのかなどについても対話しました。
今回も、歴史と実践とを行き来しながら学ぶ楽しい時間でした。
これで今期のつるラボゼミは終了しましたが、これからも探究の日々は続いていくと思います。またどこかで共有できたらと思います。
一緒に学んでくださったみなさま、ありがとうございました。