2025.11.13(木)小型コンピューターでからくりそうちをつくろう⑥を開催しました。

プログラミング

レポート

探究まなび場つるラボ

11月13日(木)都留文科大学にて「小型コンピューターでからくりそうちをつくろう!⑥」が開催されました。


第6回では、これまで考えてきたからくりそうちのアイディアを、実際に形にしていきました。


毎回、開始時間前には徐々に子どもたちが集まり、VRで遊ぶ姿が見られますが、

今回は、前回から本格的に制作が始まったこともあり、

「先に始めたい人は作業してもいいよ」の声かけに、

中には先に制作を始める子どもたちも。

「どうしたらいいんだろう…」

制作を進める中で、子どもたちは思うようにいかないことも経験します。

当たったら光る仕組みをプログラムしたのに、思い通りに動かない…

センサーが反応しない…

先に材料を貼りつけたけど、あとから貼った方が良かったかもと気づく…

どれも、 “まずはやってみる!”という行動から生まれた学びです。

誰かに正解を教えてもらうのではなく、

自分で考え、試し、工夫してみるという探究のプロセス

積み重ねた試行錯誤は、正解のない時代を生き抜く力につながるはずです。

作業の合間の何気ない会話の中で、

「将来、〇〇(ゲーム会社)に就職したいんだ」

と話してくれた子がいました。

理由は「好きなゲームをつくっているから」

つるラボでのプログラミングの学びが、

将来の夢につながっていることを感じ、

子どもたちと共に育ちあい、

学びの未来を一緒につくっていることを嬉しく思います。

学校も学年もバラバラな子どもたちですが、プログラムも終盤を迎え、

気づけば同じクラスメイトのように仲良くなっていて、


必要な材料が見つかると「よかったね!」とハグし合ったり、

貯金箱を作っている子に「一円ならあるよ」と声を掛けたり、

「音量ってどこで大きくするの?」「俺、知ってるよ」と助け合いが生まれていたり、

やさしさの輪が自然に広がっていました。


次回はいよいよ仕上げに向けたラストスパートです。

時間が限られるなかではありますが、


この制作過程の中で生まれる気づきや学び、わくわくを大切に、


ひとりひとりがそれぞれのペースで、

その時のベストを尽くして取り組めるよう願っています。

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