2025.9.19(木)つるラボゼミ:秋山ゼミ① を開催しました
つるラボゼミ
レポート
指導者向けゼミ・研究会
9月18日(木)に、都留文科大学で、2025年度のつるラボゼミ第一回秋山ゼミを開催しました。

最初に、一般社団法人都留まなびの未来づくり推進機構 理事の浅利より、ご挨拶と機構の紹介がありました。

続いて、事務局の小池から、このゼミに寄せる思いをお話ししました。

第一回は、オリエンテーションとして、つるラボエグゼクティブアドバイザーのばんちょさんがファシリテーターを担当。

テーマは、「ゼミって何?みんなで考えるって?夜のおさんぽ〜偶発性へのまなざし〜 感覚としてわかること、わからないこと」。

自己紹介では、参加者それぞれがいまの気持ちを自分の言葉で話しました。
最初は緊張感が漂っていましたが、参加者同士の会話が始まると、少しずつ緊張がほぐれていく様子が感じられました。

ゼミって何?
知見や経験を持ち寄り、深めていく場。
賛同したり、否定ではなくときには批判したり、共感したり、
心をぐらぐらさせながら決定し、動いていく…
そんなはじまりの権利が保障されている場であるというお話がありました。

都留という場所で、新しい価値と出会い、”価値交換”をしていく。
園や個人がそれぞれに持っている価値を分かち合う。

大切なのは、”私コトバ”で話し、伝えること。
はじめましての人同士で「あ〜これやっておけばよかった」と話したり、「どうでもいいことだけど…」とどうでもいい話をしてみたり…

「対話とは?会話や議論との違いは?」そんな問いもありました。
お互いの重なる部分や異なる部分にフォーカスしていく
テーマを深堀する 違いを探究する 考え方が変わっていくそして、だんだん楽しくなるのが対話

休憩を挟んだあとは、大学の外へ出て、夜のおさんぽへ。
瞳孔の行方や感覚について、「感覚としての感覚って?」「感覚が研ぎ澄まされるとき、鈍るときって?」そんな問いを自分の身体でたしかめる時間になりました。

改めて「問いって?」
知的好奇心が旺盛なことが大切であることが大前提。
もやもやしながら考え続けることそのものが、大切な学びになるのだと感じました。

問いと共有の時間。
感覚を感じるとは。感覚が研ぎ澄まされるまたは鈍るとは。感覚と環境。好きな問いを一つ選んでシェアする時間。
うまく話さなくてもいい、正解はない、私の言葉で今の現在地を伝えればいいというメッセージが参加者の中でも響いていました。

第一回で生まれた問いは、持ち続けながら、第二回の秋山ゼミにつなげていきます。

次回は10月9日(木)、山梨県立図書館にて「保育理論を探索する① なぜ声を聴くのか」。
秋山先生からの問いは「保育者をしていて、もっとこうだったらいいのにと思うこと」。

秋山ゼミは、「ケア」と「ウェルビーイング」をキーワードに、問いと対話で学びを深めていく全五回の連続ゼミです。自分の言葉で語ることから始まる。その豊かな時間を、素敵な参加者の皆さんとつくっていけることが楽しみです。


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