みんなで平和ビンゴをかんがえよう ミュージアム都留コラボ へいわってなあに?を開催しました

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探究まなび場つるラボ

2025年7月21日(月・祝)、ミュージアム都留にて、小学生を対象にした「みんなで平和ビンゴを考えよう!ミュージアム都留コラボ へいわってなあに?」を開催しました。

参加してくれたのは、都留市内の小学2年生から6年生までの子どもたち7人。

「戦争について知りたい」「平和ビンゴがたのしみ」などそれぞれいろいろな想いを持って集まってくれました。

はじめに、みんなで円になって座り、”平和のバトン”を繋いで、自己紹介リレーをしました。

つづいて、”人間知恵の輪”でアイスブレイク。
やったことある!という子どもたちがルールを教えてくれました。

「制限時間はどうしようか?」「3分!」と強気の子どもたち。

「くぐってみる?」「またいでみる?」と声をかけ合いながら、初対面の子どもたち同士でも自然に笑顔がこぼれていきます。

素晴らしいチームワークでクリア!!みんなの結束力が高まりました!

緊張も段々ほぐれてきたところで、今日の流れを説明。

1.過去の戦争を知る
 ミュージアム都留の企画展を見学し、過去の戦争について学びます。

2.今の戦争を知る
 NPO法人なかよし学園の中村さんから、世界の子どもたちの現状についてお話を聞きます。

3.みんなで平和ビンゴを考える
 みなさんが「これがへいわだなあ」と思うことを自由に絵に描き、ビンゴカードをつくります。
 (みんなでつくったビンゴは、中村さんが海外の子どもたちに届けてくれる予定です!)

 

まずはじめに、ミュージアム都留で開催中の戦後80周年記念展を学芸員の三浦さんに案内してもらいました。


「都留市で亡くなってしまった人の人数は何人だろう?」

「日の丸の旗は何のための旗だろう?」

 「二体のお人形の違いはなんだろう?」


子どもたちは、展示をじっくり見ながら、三浦さんのお話にも耳をかたむけて、

気づいたことや感じたことを、ワークシートに書いていました。

見た展示を絵で描いている子もいました。

展示見学のあとは、NPO法人なかよし学園校長・中村雄一さんによる今の世界の戦争や紛争を知るセッション。

世界の“いま”を子どもたちに語ってくださいました。


中村さんは、アフリカや東ティモールなど、現在も紛争が続く地域で、武器ではなく“学び”を届けている方です。

「人は、違いを見つけると攻撃することがある。共通点を見つけると仲良くなれる。」

子どもたちにも理解しやすいようにお話ししてくださいました。

ディスカッションタイムでは、その場にいる保護者の方と子どもたちが話し合う姿も。

「どうしたら平和を作れると思う?」 

「一年に一回みんなで集まって、仲良くする日をつくる」

「平和ってなんだろう?」という問いかけに対して、
「平和の反対を考えてみた」という声も。

後半は、今日の学びや気づきをもとに、“へいわビンゴ”づくりに取り組みました。
「自分にとってのへいわ」を絵に描いて、みんなで一つの大きなビンゴを完成させます。

「屋根のあるところで安心して眠れること」
「みんなが戦わないこと」
「おさんぽすること」


それぞれの平和への想いが、1マスずつ絵になって、やがて1枚の大きなビンゴが完成しました!

最後に、どんな絵を描いたのか、タイトルと理由を発表してもらいました。

完成したビンゴは、中村さんを通して、海外の子どもたちにも届けられ、その様子も報告してもらう予定です。

今回のビンゴをきっかけに、

みんなのへいわがこれから少しずつ広がっていくことを願っています。

ご参加いただいたみなさん、
ご協力くださったミュージアム都留のみなさん、都留市役所のみなさん、
中村雄一さん、本当にありがとうございました!

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