2023.8.8(火)第4回つるラボゼミを開催しました

子どもや探究について対話を通して考える大人の学び場、つるラボゼミ。

8月8日に第4回が行われました。

テーマは前回に引き続き「参加者/つるラボプロジェクト型ゼミ②」

ファシリテーターは、ばんちょです。

 

今回のテーマは「みんなで丸くなって、対話する会」

まずは、「対話とは」をテーマに、少人数で対話をしました。

なにやら盛り上がっていそうでうらやましいです。どんな対話が行われていたのでしょう。

こちらでも、身振り手振りを交えて自分の思う「対話」を伝えています。

そのあとそれぞれの「対話」を発表して共有してみると、

「価値観」「伝え合う」「わかった風」「相手がいる」「妥協点を探る」「AでもBでもないプランCを探す」などさまざまなキーワードが出てきました。

 

次に「丸くなるとは」をテーマに、みんなで丸くなって対話をしました。

始めは頭を悩ませていましたが、書いている内にだんだんと浮かんでくることも。

「丸くなる」と一言で言っても、感じる印象や思考経路が異なっていて、

「角が取れること」「長い道のりを転がってきた」「とがってないからぶつかりにくい」「空気を読むこと」などのキーワードが出ました。

 

そこで今度は、

「丸くなる」と「空気を読む」の違いってなに?

という新たな問いについて考えてみます。

「空気を読むは、自分を抑え込んでいる感じ」

「丸くなるは、自分がありつつも他人を受け止められること?」

などそれぞれの考えが出ました

 

そこからは

「とがっている」もしくは「丸くなる」というのは、ポジティブなのかネガティブなのか?

それも場合や環境によるのかも。

とがりっぱなしで最後に責任を取るのは誰?

など様々に対話を重ねつつ、最後にそれぞれ持ち寄ったテーマについて話し、そこにある「問題」をみんなで見つけていきました。

話を聞きながら、同時に問題を探していきます。

書けたら床に置いていき、みんなで眺めてみます。

問題の着眼点も人それぞれで、興味深いですね。

 

最後の感想では、

「自分の考えが揺さぶられる感じが楽しい」「いつもと違う頭を使った」などの声が出ました。

今回も充実した対話の時間になったのではないかと思います。

次回も楽しみです!