2025.1.7(火) なりきりラボ~コピーライター~⑦⑧ を開催しました

1月7日(火)に、なりきりラボ~コピーライター~第6回、第7回を実施しました。

 

今日は、コピーライターとして最後のミッションに挑んでから、今まで作ったコピーを展示して投票してもらう「ツル広告大賞」を開催しました。

 

まずは、コピー作成ミッション。

お題は「つるラボ(なりきりラボ)」でした。

これに関しては

「つるラボに来る人を増やしたいと思ってる。いい作品はチラシに載せます」

と伝え、スタッフも本気で仕事を依頼させてもらいました。

 

それに対して子どもたちは、

今までなりきりラボで過ごした時間や、ほかのイベントでのできごとを思い出しながらコピーを作成。

 

「いつもどんなことしてるんだろう?」

「学校との違いは何だろう?」と考えていくと

『…あそべることかな』

『おもちゃを持ってこれるところ!』

となりきりラボについて考えたり、

 

「このキャンプってどんなことしたの?」

「なにか覚えてることある?」

『料理した!お姉さんに教えてもらって初めて上手に卵が割れたんだよ』

などと、その時のできごとや気持ちをどんどん思い出していきました。

 

それらのできごとや気持ちから、当然のようにリズムを意識し始める子どもたち。

似たような言葉やできごとを絞り出し、コピーとしてしっくりくるように調整し、作成しました。

 

このミッションでできあがった作品はこちら。

子どもたちにとってのなりきりラボやつるラボは、

楽しい学びの場、というイメージになっているようです。

スタッフたちは勝手にうれしくなっていました。コピーライターたちありがとう。

 

そしてそのあとは、ツル広告大賞です。

保護者の方などにお越しいただいて、それぞれのテーマの中で最もいいと思ったコピーに投票していただき、大賞を決定しました。

 

選んでいる大人たちも、かなり真剣。

「このコンセプトでこのコピーになるんだ」

「このテーマは選ぶの難しいですね…」

などのつぶやきも聞こえてきました。

 

そしてそれぞれのジャンルで大賞を決定。

名前は明かさずに作品だけを見て投票してもらったのですが、ついガッツポーズをしている子もいました。

 

参加者の方からは

「大賞だけど展示を観ているような気分になった」

「なりきりラボやつるラボは楽しい場なのが良く伝わってくる」

などの感想をいただきました。

 

最後に振り返りで

『コピーライターで楽しかったことは?』と聞くと、「コピーを考えるのが楽しかった」と答えてくれたり、

『一番お気に入りのコピーは?』と聞くと「これ!」と自信満々に答えていて、それぞれに満足のいく時間を過ごせていたようです。

 

終了後に保護者の方と

「これってこの言葉ひとつひとつ子どもたちが考えたんですか?」

『子どもたちが考えてますね』

「このリズムで考えようって指定してるんですか?」

『リズムは指定してません。これまでに学んだコピーのテクニックとして”リズム”という考え方があって、それを使っているみたいです』

という会話もできて、子どもたちのコピーライターっぷりも伝えられたかなと思います。

 

こうして、なりきりラボ「コピーライター編」は終了しました。

ことばのおもしろさに触れて、じっくり向き合う2か月間になったのではないでしょうか。

 

そして来週からは雰囲気が変わって「エレキエンジニア編」がはじまります。

電気ってなに?ということを体や道具を使って探究していきます。