2024.12.13(金) つるラボゼミ⑥を開催しました

12月13日(金)に、第6回つるラボゼミを開催しました。

ファシリテーターは、今回からぐうたら村の小西さんにバトンタッチになります。

ぐうたら村とは八ヶ岳で保育や幼児教育の学びの場として汐見さん、小西さんが提供されている自然豊かな場所です。

今日はお散歩をしてみて
お散歩とは、、、を語り尽くそうという会でした。

お散歩といってもただ歩くだけがお散歩なのか?

普段同じ道をひとりで歩くのと、子どもと一緒に歩くのと、その道に詳しい人と歩くのと、自然や生態系に詳しい学者と歩くのと感じるもの見るものは一緒なのだろうか?

*閲覧注意*虫や動物のフンなども出てきます。

まずは早速外にでてみて、
「この植物はなんだと思いますか?」
ただ何も知らなかったらただの雑草?
「とって揉んで嗅いでみて」
「知ってる人からこれが何かわかるはず」

「嗅いだことある」
「えっ、、、(不安げに)ごぼう?」
「正解」

物の名前を先に言ってから嗅ぐのではなく、情報がない状態で、探究心や考える思考がたくさんの情報の中から繋ぎ合わせることができます。
「畑に植えるはずの実はタネをここでこぼしたら、生えてきたみたい」
「ここの中に何粒の種があると思いますか?形は?」

コンポストの中の土は匂いがするのか?

コンポストの縁にある木をめくったらどうだろう?


いつも歩く道、鹿のフン。


今日のフンはいつもと形が違う、繊維質。

多分乾燥してる草を食べてるから形が変形して、水分も少ない。
ある日小西さんは、こんなものを見つけたそう。
家族にもみせるくらいだそう。
これを出すのに相当苦労したんだろうな。

「この赤い中に何が入ってると思いますか?香りは?」

皆さんも想像してみてください。

「黄色い」

「嗅いでみて」
「花の香り」
「蝋梅」
2月になったらこの辺は黄色くたくさん香るそう。今にも香りそうなくらい気になっていました。

そこから小西さんの工房にあるキウイを採取。
「結構置いたから甘いと思うけど」
「すっぱい」
あんなに水分が出てたのに、見た目とは全然違った。
もっと森へ進んでいくと、この色が変わってるヒノキが今年成長したところです、揉むと柔らかくてフレッシュな香り。アロマの香りですね。


「これがいい香りと感じたら普段園で大変なのかもしれない、体は正直だから」

山のこんな坂も転げ落ちながら下に行ったり、倒木しそうな木を感じたり。

鹿が歩いた道に8年物の霜柱硬くてしっかり。

ラストスパート
こっちの激しい坂か緩くやかな坂


「どちらのお散歩をあなたはデザインしますか?」
激しい坂を登ると少し霧がかった夕陽が照らしていました。


「幻想的」
「やり切った感」
一方緩やかチームは
「今日はもう心臓バクバクで無理しないでおこう」
スタッフ的には意外なメンバーが激しい道を選んでいるのがびっくりでした。


帰ってきてぐうたらの里の恵みのデザートと共にティータイムとともに今日の振り返り。


外の音ではなくお散歩したことで体や気持ちに流れる音をみんなで考えました。
もこもこ、ほわんほわん。


普段は感じないものをたくさんに体でら受け止めて言葉にならない人も。
それもいいと思います。

家に帰ってまた散歩に出かけた時にその時流れる音もあるのかと思います。

今度はお散歩エピソードを持ち寄るのか、はたまたお散歩に出かけるか、小西会どうなるのかお楽しみに。