2026.7.4(土) のびのび興譲館アート②をお手伝いしました。
プログラム
レポート
7月4日(土)に、2026年度のびのび興譲館アート塾の2回目をお手伝いしました。
今回ご協力いただいたのは、山梨県甲府市にある壁紙専門店「WALLPAPER STORE」の久保さんです。

今回のテーマは、「壁紙アート~色の心理を学んで、壁紙DIYをしよう!~」
壁紙について学びながら、実際にアートパネルづくりにも挑戦しました。

壁紙のお仕事ってどんな仕事?
はじめに、久保さんから壁紙のお仕事について教えていただきました。
お客様に壁紙の特徴をご説明したり、お部屋の雰囲気や暮らしに合った壁紙を一緒に選んだり、
実際に現場へ足を運んで空間を確認したりと、一人ひとりに寄り添いながら空間づくりをサポートされています。
また、Instagramで壁紙の魅力を発信したり、DIYワークショップやイベントを開催したりと、壁紙の楽しさを多くの方へ届ける活動もされています。


壁紙にはどんな役割があるの?
つづいて、「壁紙って何だろう?」をテーマに、壁紙の役割について学びました。

壁紙には、
- 壁をきれいに見せる
- 壁を汚れや傷から守る
- お部屋の雰囲気を変える
- その空間で過ごす人の気持ちに影響を与える
といった役割があることを学びました。
普段何気なく目にしている壁紙ですが、見た目だけでなく、暮らしを快適にするためのさまざまな工夫が詰まっていることを知る機会となりました。

色の心理クイズに挑戦!
その後、「色の心理クイズ」を通して、色が人の心に与える影響について考えました。
色には、「元気が出る」「落ち着く」「集中しやすくなる」など、それぞれ異なるイメージや効果があると言われています。
今回は、クイズを通して色によって人の気持ちや心理が変わることがあると学びました。
例えば…
- テスト前に集中して勉強したいとき、机の近くに使うなら何色?
→ 青! 青には、気持ちを落ち着かせ、集中しやすくすると言われています。 - レストランで「おいしそう!」と思ってもらいやすい色は?
→ 赤やオレンジ! ファストフード店のロゴにも多く使われている色です。
そのほかにも、
- 寝る前にリラックスしたい部屋におすすめの色
- 部屋を実際より広く見せやすい色
- 「よし、頑張るぞ!」という気持ちになりやすい色
など、暮らしと結び付けながら学んでいきました。
「だからあのお店はこの色なんだ!」
と、子どもたちは色が持つ力に興味津々でした。

世界に一つだけの壁紙アートパネルづくり
色の心理について学んだ後は、いよいよ壁紙を使ったアートパネルづくりに挑戦しました。
作品づくりを始める前に、まずは考える時間です。

「このアートパネルは、どのお部屋に飾ろう?」
「そのお部屋で、どんな気持ちになってほしい?」
「そのためには、どんな色や柄の壁紙が合うか?」
子どもたちは、一つひとつの問いに向き合いながら、作品のコンセプトを考えていきました。
「リラックスするためには何色と何色の組み合わせがいかな」と相談する姿も見られました。
そして、たくさんの壁紙の中から、自分のコンセプトに合うものを選びます。

壁紙の選び方にも一人ひとりの個性が表れていました。
色や柄だけでなく、実際に触って質感を確かめたり、それぞれの感性を働かせながら選ぶ姿が見られました。
パッと直感で「これにする!」と決める子もいれば、一枚一枚じっくり見比べながら、自分のコンセプトに合う壁紙を探す子も。

アートパネルづくりに挑戦!
壁紙が決まったら、いよいよアートパネルづくりのスタートです。
まずは、壁紙をアートパネルの枠の大きさに合わせて壁紙を切る準備を行いました。
表面だけでなく、パネルの側面まできれいに貼れるように、外側に2.5cmの余白を取り、印を付けていきます。
2.5cm外側に余白を取るのはなかなか難しく、中には苦戦している子もいましたが、
お友達やスタッフの方の助けを借りながら、あきらめずに取り組んでいました。


印を付け終えたら、定規を使いながらカッターでカット。

カッターに不慣れな子も安全に気を付けながら、一生懸命、真剣な表情で作業に取り組んでいました。


壁紙を切り終えたら、次はいよいよ貼り付けです。
きれいに仕上げるためには、のりをなるべく均等に塗ることが大切です。
どうしたら均等に塗れるのかを考え、はけの使い方やのりの塗り方にも工夫がみられました。


「ここってどうやったらきれいになるかな」と考えながら、
壁紙とパネルの間に空気が入らないように少しずつ押さえ、壁紙をアートパネルへ貼っていました。
一足早く完成した子は、他のお友達の壁紙の切れ端を回収してくれていたりととても協力的でした。

アートパネル鑑賞会
アートパネルが完成した後は、みんなで鑑賞会を行いました。
まずは、作品のコンセプトシートは見せずに、作品を見た人が「どんな気持ちになるか」を付箋に書いていきます。
「落ち着く感じがする!」
「リラックスできる!」
など、一人ひとりが作品から受けた印象をメッセージにして贈り合いました。


その後、制作した人が
- どのお部屋に飾りたいのか
- その部屋で過ごす人に、どんな気持ちになってほしいのか
を発表しました。
自分が込めた思いと、作品を見た人が感じた印象が合っていることもあれば、
自分がイメージしたこととほかのひとが受け取ることが違うんだと気づいたりと、
子どもたちそれぞれ感じたことがあったようです。
保護者の方も鑑賞会にお越しくださり、子どもたちが
「うちの壁紙はなんで白いの?」「あそこの壁紙緑でかわいいよね」と、
親御さんと壁紙について話している光景も見られました。
鑑賞会の後は、久保さんから子どもたちへ、壁紙と壁紙用のりのプレゼントをいただきました。
最後は、完成したアートパネルを手に全員で記念撮影。
「もっとやりたい!」
「今度は違う壁紙でも作ってみたい!」
という声も聞かれ、壁紙や空間づくりの面白さを存分に感じられた一日となりました。
お忙しい中ご協力いただいたWALLPAPER STORE の久保さん、本当にありがとうございました。

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