2025.8.9(土)~8.15(金)「自力建築プロジェクト⑦」をお手伝いしました。

プログラム

レポート

自力建築プロジェクト

8月9日(土)~8.15(金)に
「自力建築プロジェクト」⑦をお手伝いしました。

今日は最終日。

今日まで生活面も含めよくみんながんばりました。

完成した東屋の名前がついてない。昨日も話したけど、

どういう東屋になってほしい?どういう想いや場所になっていくのかな?

「みんなに親しまれる東屋かな。」

いつもおしゃべりなみんな。名前となると、なかなかいい文字や言葉が出なそうだったので。

「マインドマップでイメージをどんどん出してみよっか。」

一番年上チーム2人が「俺知ってる学校でやった!」とのことで二人にお任せすることに。

さっきの言葉を中心にどんどん言葉の幅を広げてみよう。

「みんなの東屋」からの「明るい楽しい」「やさしい」などなどみんなの言葉やイメージを数珠つなぎにしていきます。

やさしいの言葉から「あいぼう」「いつもとなりに」

みんなのあずまやから「ずっと残る」「ここちよい」「じょうぶ」

あかるい楽しいから「どうぶついっぱい」など

*注意:こんな図ですがいちおかなり真剣に考えてます。

二人がよさそうなキーワードをピック。

そこから漢字をみんなで当てはめていきます。

やっぱり友 光 居 明 心などイメージの漢字を出していくと

だんだん浮かび上がってきます。

友光心かな~?なんか宗教ぽい?心がつくとそういうイメージなのかな?

友は絶対とみんな一致。東屋もやっぱつけたいよね。

友達と楽しいで「友楽!」いいじゃん。”友楽東屋”!

実際書く字はどんな字??

ちょっと調べてみよう。昔の字体もいいよね。

伝統工法だし!

おやかたの奥さんも息子さんも師範の免許があるので書いてみて字を判断しよう。

字には書体が色々あるよね。

①②③どれにする?

①が圧倒人気だったけど3人は納得できない。

書いたのをみたらどう?

同じ票数。

納得いかない、どうする?

多数決をもう一度するよ。

多数決は多い表で決定になるけどそれに賛成できるなら参加して泣くのはなしだよ!

賛成できないなら他の方法か案出して~。

じゃあやるということで③目に決定しました。

半分の文字は隷書と篆書を混ぜてみました。

みんなで一画ずつ書くことに。

「屋が東屋の下で踊ってる人みたい~。」みんなの1文字1文字想いがこもったいい時間でした。

決まったところでみんなで現場へ運ぶことに。

別看板にみんなの名前を刻んで。

じゃんけんで2名が設置することになりました。

1週間色んなそれぞれ想いがあったので込み上げてくるものありました。

丁度看板がついた瞬間 8月15日12時。終戦記念日の黙禱の時間になりました。

みんながずっとここで過ごした1週間の楽しかった想いがまたこの森に遊びにくる子たちの憩いの場や動物や森がこれからも平和に共存できますように。黙禱の時間と共に祈りました。

年齢も異年齢。住んでる場所も違う。生きてきた環境もそれぞれ。

良いも悪いも悲しいも楽しいも感じるものも人それぞれです。

これからの時代は、日本も多様な人種多様な考えを1つにまとめなきゃいけなかったり。

気候変動で大変な昨今。地球が1つしかない為1つの方向にみんなが向かわないといけないという難しい時代になってくると思います。

何をやめて何を続けていくのか。

ここで子どもたちが感じた1つ家建てる大変さを昔の方法で1本の木を倒すところから建てるところまで同じ仲間で体験することがどこかの人生で何かのタイミングで思い出してくれるといいなと思いました。

最後におやかたから

みんなは東屋を建てたけど建物やものは作るだけではなく、

使かわせてもらった資源を再生する必要があるんだよ。

それは前代たちもこの森を作って繋いでいた歴史があるから次の世代に引き継ぐためにみんなにも植樹をしてほしいんだ。森にある陰にある小さい木を明るいエリアに移植して新しく大きな木を育てたい。使った木の分をまた再生して循環させるそうです。

おやかたは森をぐるっと子どもと保護者の方と

太くなる木や花が咲く木の種類を教えてくれました。

見つけたらこんな感じで掘って

運んで植樹してね。

2~3人グループで掘ることに。

あっちのエリアだよ~。

ここにしよう!

丸太を置いてるところにして雨で流れ落ちない定着しやしぃ場所にしてね~。

こんな感じでそれぞれ1本完成。

最後に振り返り。みんなが1週間こんな想いやこんな学びや気付きがあったことを保護者の方にもシェアしました。

自分たちももう一度見て振り返り。1週間1番印象に残った気付きは何かシェアしてもらいました。

「とにかく手ノコで木を切るのが大変だった。ゲームの世界は一瞬なのに・・・。」

「人の話は最後まで聞くことが重要だと思った。」そうだね、特に足場のある作業場での3日目からは工房よりもぐんと危険の幅が広がったよね。

「ノコやカンナがやっていくうちに立つ位置や切る場所のコツを掴んでうまくなっていったこと」

なんども挑戦しつづける子どもたちの姿勢に感動しました。

大人顔負けに手つきや姿勢で1週間努力していました。

好きなことへの情熱や集中パワーってものすごい力を発揮しますよね。

最後はみんなで撮影(西日が強かった・・・)

ここにはいないたくさんの大人のスタッフにご協力いただいて今回のプログラムが無事ケガなく終えることができました。

保護者の方も1週間という心配の中送り込んでいただいてありがとうございました!

またみんなでこの森で会えますように!お疲れ様~~^^

最後またNHKさんに撮影していただきました。

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