2025.2.22(土) コンポストってなあに?① を開催しました

2月22日(土)に、コンポストってなあに?第1回を実施しました。

 

 

講師に北杜のレジェネコの久保田さん、柴田さんに来ていただきました。

お二人はきっかけは子どもの保護者の方たちと立ち上げた環境の活動をされていて

柴田さんは飲食店もされていてお店で出た生ごみを実践されている方です。

 

今回は、夏のゼロキャンプ〜どれだけゴミを出さずにキャンプができるのか〜

やってみて色々ゴミ(資源)について学ぶ機会があり、夏にばんちょさんとやはり大人も学びの会があった方がいいよねとあたためていた企画でした。

初めにスライドで気候変動や、今の地球について座学をしました。

1日1人あたり901gのゴミの量を出しているそうです。

みなさんに塩を持ってもらい体感してもらいました。

 

その後にLFCコンポストバックについてや

レジェネコさんたちの普段のコンポストの様子から参加者の方のコンポスト事情まで赤裸々に語る

時間になりました。

「園で使っているコンポストは蓋をあけていたり、閉じたものにしたり太陽に当たるところや当たらないところに実験的に分けて置いてみてます。」

「微生物の好きな気温や湿り具合もあるのでいいと思います。」

「魚や、お肉の骨などはいれても大丈夫なんですか?」

「タイミングによっては虫が湧くかもしれないですけど1家庭分なら全然大丈夫ですよ、むしろ微生物は栄養分になって喜びます、特に油」

「油とかってダメだと思ってました」

「コーヒー豆はどうですか?ガスがよくないってみたんですが。」

「全然大丈夫ですよ、むしろコーヒーフィルターのまんまで分解します」

「商品化してる1人分のドリップフィルター付きのコーヒー豆のものは他の素材になるので、分解しないんですが、通常のものなら分解します、ティッシュも」

「へぇ〜〜」

油を拭き取ったペーパータオルもいいそうです。

 

甲府市市役所ホームページに載っていた

“キエーロ”も試しに作ってみました。

簡易的に買い揃えて自宅で自分で作れるものになります。

 

 

「猪や鹿が出る地域だとこれだと難しいから木や石を置かないとですね。」

「キエーロって名前は生ゴミが消えるということですか?」

「これは堆肥にはならないみたいで、微生物が食べて消えるだけみたいです」

「消えるというより循環するような名前は変えた方がいいよねなどなど」

今日のお昼の生ごみを入れてまぜまぜ。

ここに落ち葉を乗せれば堆肥になるかも。

ということで、子どもたちにたくさん持ってきてもらいました。

そのまま宝の烏骨鶏たちの小屋にあるコンポストにも足しておきました!

来月どうなってるかみんなで観察してみましょう。

 

ということで、お昼を食べながら

振り返りをしました。

tobiraさんにお弁当をお願いしました。”全てが土に還るお弁当”

お弁当箱はゼミのぐうたら村で買ったベトナムの手編みの竹のお弁当箱になります。

中に引いた経木と熊笹ももちろんコンポストへ。みんなで割いて入れました。

ナチュラルなお弁当でお腹も心もいっぱい。

食べながらコンポストってなんだろう?

語源を調べてみました。

 

ラテン語からくる

コンポストcompostは「堆肥」を意味し、

語源はコンcom(一緒)とポネレponere(置く)に由来し、原義はラテン語のコンポネレcomponere

(組み合わせる)です。

 

っていうことはコンポストは1人ではできないということが語源からも1日通して今日みんなで体感したところでわかりました。

 

LFCコンポストバックの開発をしたたいらさんの活動のように都留でも地域の方々と少しずつ協力しながら農家さん地域の方、学校、市役所、自治体と一緒にコミニティーとして作って行けたらいいなと思っています。

 

今回は困った時のライフラインというようなコンポストライングループを結成。

そしてみなさんコンポストバックを買って

市役所の申請書を書いて終わりました。

また来月もこのコンポストの報告をラインを通してみなさんにもシェアしていきたいと思います。