2025.2.7(金) つるラボゼミ⑧ を開催しました

2月7日(金)に、第8回つるラボゼミを開催しました。

ファシリテーターは、前回に引き続きぐうたら村の小西さんです。

 

まずは、1人1分間ずつ最近の出来事についてお話。

みなさんのトーク力(兼エピソード力)が毎回上がっているような…。

回数を重ねる中でお互いのことを知りつつあることも、トークが深まる要因の一つなのではないかと思ったりしています。

 

そのあとはおさんぽに出かけました。

 

今回は、みんなでのさんぽではなく、ひとりでおさんぽ。

 

終わってから、みなさん自身のおさんぽエピソードや感じたことを共有。

「ふだんのさんぽに比べて、今日は特に静かだと感じた」

「ひとりで森の中にいると、自然っていいよね、だけではなく、自然の怖さを感じた」

「子どもたちとのさんぽを思い出して自分を枝をもって歩いてみたら、なんだか相棒という感じがしてきた」

「ふと気づくと鹿のうんちが落ちていて、そのまましばらくうんち探しをしていたら、コロコロうんちや動物の足跡を見つけた」

「雪の下をふと見ると、青々とした笹があった。冬も笹はこんなに青いのかと驚いた」

「気づいたら松ぼっくりを持っていて、子どもたちもこうして気付かないうちに何かを持っているのかな、と思った」

などなど、ほかにもたくさんの感じたことが出てきました。

 

他の人の話を聞いて、自分のあの情景や感情を伝えたい!と話し出してくれる方もいました。

同じおさんぽの中で、それぞれが感じたことや出会ったものを持ち寄ってお話しし合うことで、新たな発見があったのではないでしょうか。

 

そのあと、今日のおさんぽから、写真を一枚選びました。

 

それから、各園でのおさんぽ事例を共有。

前回の続編を持ってきてくれる方や、子どもたちと共に新たな世界に踏み出した方など、それぞれのおさんぽ事例をお話しました。

 

 

 

ひとしきりおさんぽ事例について語った後、小西さんから

「今のチームで、おさんぽを定義づけしてみましょう」

と言う問いが。引き続き考えてみます。

 

みなさんからは

「保育園の中だけでは得られないものと出会うこと」

「でこぼこ道や、自然、生き物、ご近所さんとの出会い」

「解放?開放?」

「思うがままの時間を作れること」

「世界を知る」

「歩くと散歩の違いとは?」

など、さまざまな視点からお話をいただき、さらに対話をしました。

 

また、これは小西さんがゼミの中で伝えてくれていることの一つですが、

こうしてたくさんの言葉で表現し合いながらも

言葉の世界よりも感覚の世界を生きている子どもたちを常に意識しつつ

自分の感じることを大切に、子どもや環境の中で過ごしていきたいと感じます。

 

次回で、今年度のつるラボゼミはひとまず終了です。

最後までみなさんと共に学んでいきたいと思います。