2024.3.20(水・祝) つるラボフォーラム を開催しました
3月20日(水)に、第1回つるラボフォーラムを都留文科大学にて開催しました。
保育者や学校関係者、それ以外にも子どもと関わる多様な場を持つ大人のみなさんに、都留市内外や県外からもお越しいただき学び合う、貴重な時間となりました。
午前は、つるラボの活動報告や、都留文科大学の廣田健先生からの効果測定に関するお話し、スタッフから今年取り組んだ「探究メモ」についてお話をさせていただきました。
午後は、つるラボゼミのゼミ生と、ゼミのファシリテーターとのセッションが行われました。
まずは、幼稚園教諭の平井柊土さんと、ぐうたら村の小西貴士さんにご登壇いただきました。
このセッションでは、自然と共に学ぶことによる気付きや、誰とどこでどのように学ぶのかによってその質や深さが異なることに関するお話をする中で、
小西さんから平井さんへ「オノマトペで表現してください」という無茶ぶりもあり、お二人の関係性が見える和やかでひりひりとした学びの時間となりました。
そのあとは、大学教授の山田浩子さんと、山梨大学の秋山麻実先生にご登壇いただきました。
このセッションでは、保育園や幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と進学する中での学びの連続性に関することから、実践と理論や歴史に同時に触れることでこそ、両方から学び合うことができるのではないか、など、様々な視点から学びに関するお話をいただきました。
最後の全体ディスカッションでは、「都留にどんなまなびの場があったらいいか?」について、会場のみなさんと登壇者が混ざり合って対話をしました。
また、それぞれのセッション間で、ふせんに参加者の皆さんが感じたことや疑問をアウトプットしてもらう時間を作りました。
そこには、子どものことを真摯に考える仲間がいることを知って嬉しくなるような内容もあれば、「その視点もわすれちゃだめだなぁ。」と今後の活動に向けて改めて気持ちを引き締められるような内容もありました。
参加者の皆さまにとっても、新たな学びや気付きのある時間になっていたらいいなと思います。
初のフォーラム開催で至らぬことが多々あったかと思いますが、ご参加いただいた皆さま、ご登壇いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
以下3枚の画像は、グラフィックレコーディングの方に来ていただいて午後のセッションをまとめていただいたものです。