2026.3.4(水)つるラボゼミ:保育とおやつの関係を考えるゼミ~おやつゼミ④~を開催しました

つるラボゼミ

レポート

指導者向けゼミ・研究会

3月4日(水)に、ぐうたら村にて、第4回保育とおやつの関係を考えるゼミ~おやつゼミ~ を開催しました。

ファシリテーターはぐうたら村の小西貴士さん。

今回が、このゼミの最終回となります。

まず最初にこれまでのゼミを振り返り、その後、おやつゼミ最後のおやつの時間。

最終回のおやつは、おやつゼミのみんなにちょこっと分けたいものを持ち寄る形式。


参加者のみなさんが持ち寄ったおやつそれぞれ想いが込められていて、そんなおやつを囲みながら、
自然と会話が生まれていきました。

最終回のテーマ「こういうおやつの時間だったら幸せだな」

最終回となる今回は、

「こういうおやつの時間だったら幸せだな」というテーマをもとに、
それぞれの園で大切にしたいおやつの時間について対話を行いました。

たとえば、「地域の○○さんが作ったものを一緒に食べる」
それは、質的な豊かさにもつながっているのではないか。という声もありました。


また、どんな器で食べるのか、どんな場所で食べるのかということも、幸せに関係しているよね、という話も。


そして何より、みんなで一緒に食べて「おいしいね」と笑い合うこと。


その時間こそが、とても大切なのではないか、という声がありました。

味見の幸せと「余白」

「味見の幸せ」という言葉も出てきました。

それは、今の社会では
だんだん失われつつあるものかもしれません。

便利
安全
きれい
時間通り

そんな社会の中で、

余白をあえてデザインすること

が、今は大切なのかもしれません。

昔は、余白をわざわざ作る必要はありませんでした。

けれど今は、

意識して余白をつくることが必要になっているのではないか。

そんな話がありました。

「生活を生活で、生活を通して生活へ」
—— 倉橋惣三

あえて

・不便
・手間
・面倒
・不規則

といったものを持つことで、
生活が生活として立ち上がる。

そんなことを、このゼミの対話の中でも感じました。

おやつは、変化を起こしやすい

給食に比べて、おやつは

少し緩ませやすい時間

でもあります。

だからこそ、

小さな変化を起こしやすい。

たとえば、

「今日は何が食べたい?」

と聞いてもらえること。

そして、

「食べたくない」

という声も聞いてもらえること。

そうしたこともまた、
子どもたちにとっての幸せなのではないか、という話がありました。

あたま・こころ・からだ

ゼミの中では、こんな話もありました。

あたまでわかる
こころでわかる
からだでわかる

あたまでわかるだけではなく、

こころでわかるためには
似た体験が必要。

からだでわかるためには
同じ体験をすることが必要。

特に、幼い子どもたちは
こころやからだがとても敏感な時期。

だからこそ、

からだの経験をどう育むか

ということは、
とても大切なテーマなのかもしれません。

最後は、

このゼミを音で表す

という時間を持ちました。

言葉ではなく、

それぞれが思い思いの音で表現する。

おやつゼミの締めにふさわしい時間でした。

不思議を不思議のまま持っておく

効率も、もちろん大切です。

けれど、

論理だけではない学びもあります。

余白
バランス
曖昧さ

そして、

不思議を不思議のまま持っておくこと。

自然科学者のレイチェル・カーソンは、著書 『センス・オブ・ワンダー 』の中で、こんな言葉を残しています。

「知ることは、感じることの半分も重要ではない。」

私たちはつい、「何を知っているか」「どれだけ理解しているか」に目を向けがちです。
けれども、本当に大切なのは、「感じる」という体験なのかもしれません。

ゼミを終えて

このあと、懇親会も行い、
最後まで和やかな時間が続きました。

曖昧なものや余白を持ちながら過ごすこと。

そこに、
豊かさや幸せがあるのかもしれません。

この場が、参加してくださったみなさんにとって
尊く豊かな時間になっていたなら、
私たちもとても嬉しく思います。



皆様ありがとうございました。

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