2025.1.21(火) なりきりラボ~エレキエンジニア~② を開催しました

1月21日(火)に、なりきりラボ~エレキエンジニア~第2回を実施しました。

 

今回は、ブレッドボードを使って回路づくり。

豆電球やLEDを光らせるためには、どんな回路をつくればいいのか、試行錯誤しながら考えて、自分の手を動かしながら電気の流れを理解していきました。

 

まずは、豆電球を光らせるための回路をつくってみます。

そうはいっても、ブレッドボードを使うのもみんな初めて。

どんな風に電気が流れているのかや、電気を使うところがないまま電気を流し続けると熱くなってしまうことなどを確認して、早速実験スタート。

 

二人ずつペアになって、どんな回路で豆電球が光るのか、考えて試してみます。

「ここにさしてみたらどう?」

「うーん、全然つかない」

「じゃあつぎはこっちにしたら?」

「これもだめか」

「電気の流れで考えてみたら…こう?」

「やってみよう、スイッチオン!」

「うわ!光った!!!」

「これは自分に拍手だ~」

「あっちのチームついたんじゃない?見に行ってみよう!」

など、たっぷり実験をしたあと、豆電球が光りました。

 

 

電球が光ったら、暗いところで試したくなるのが人間ですよね。

お風呂場を暗くして、自分で光らせた豆電球の明るさを楽しんでいる子もいました。

 

それから、今度はLEDを光らせる回路づくりにチャレンジ。

「あれ?これじゃつかないの?」

「なんでだろう…」

 

豆電球と同じように回路を作ってもLEDが光らないことに気付き、苦戦しまくり。

「え~なんで~」

「わかんないよ~」

たっぷり考えて、もうあと一歩まできたところで、

『LEDには、電気の流れる向きがあるよ』

というヒントを伝え、ほかの回路を試してみると、ついにLEDが光りました。

いくつの回路を試した後だったでしょう…。

「光った!!!」

粘り強く試行錯誤を繰り返して、回路を仕組みを自分の手を動かしながら学んでいきました。

 

最後に、強い電気を流すとどうなるのか、ヒューズに電気を流して観察。

「オレンジになった!」

ヒューズの中にあった細い線が切れて、強い電気が流れると部品が壊れることを確認しました。

 

そのあと、お迎えが来るまでの自由時間にも、まだまだ回路を試している子どもたち。

「ヒューズやってみたい!」

「豆電球とLED、両方を光らせられないかな?」

「LEDのいろんな色を光らせてみよう!」

と、そのあとも実験は続いていました。

 

電気回路のことを、自分の手と頭を使って、たっぷり学ぶ時間になりました。

来週からはさらに部品を増やした回路に挑戦します。